秋川渓谷と入間アウトレット。 Ver.1

09/10/25

10月某日。

特老に入所中の義母の面会がてら、奥多摩へ行くことになった。

奥多摩っていっても、奥多摩湖まで行くのではなく、その手前まで。
自宅からは高速道の乗り継ぎ(首都高〜中央道〜圏央道)で、
青梅まで行くことができるのでかなり便利。
・・っといっても1時間くらいかな? 青梅インターからは一般道へ。

自宅をでたのが昼少し前だったので、まずはごはんを食べることに。

今回はかねてより行きたかった’うどんそば 丹三郎’へ。
店構えは200年は経って居そうな萱葺き屋根の古民家。
庭は樹木が植えられており、日本の田舎〜的な感じで、安心感を
覚える。
玄関は引き戸。店内に入ると、暖かい暖炉がある。
よくあるオブジェ化してはおらず、これもしっかりと使われていて、本物の
火がくべてある。本当に暖かい。

店内も同じように、歴史を感じさせるのだが、決して装飾も派手とか
そんなきらびやかさもなく、落ち着いている。
なんて言い著わしたらいいのだろう、レトロというのでもなく、アンティー
というのでもなく、、普通なんだけど、そこに歴史の流れを感じる。。
そんな感じ。 とにかく落ち着けるのだ。
たとえば、テーブルに飾ってある花も花瓶に入れているのではなく、
お猪口に2枝ほど刺してあったり、お手拭はタオルではなく、和フキン
だったり、、 ちょっとした日本を織り交ぜているのだ。

運良く、窓の近くの席に通されたので、庭を見ることもできた。

せいろそばを注文。
まずは、お茶とウリの漬物がでてきた。
次にでてきたのは、そばがき。

新そばの時期なので、もちっとしたそばがきも蕎麦の味を存分に楽しめる。
ちょっと濃い目かと思った汁の中にあったそばがきもあっという間におなかに
収まる。食べる前に画像を撮るのを忘れるのも暫し(笑)

食べ終わった頃に、真打のせいろそば登場。

手打ちなだけあって、歯ごたえ充分。いつもは食べるのが遅くて有名な?
私でさえ、、するするするっと、あっという間に食べてしまった。
できることならおかわりしたいくらい(笑

また、食べ終わる少し前に蕎麦湯も置かれ、なんて気が利く店なんだろう。

そんな店だから、有名店らしく、予約が必要なときもあるらしい。
その日の仕込み分がなくなれば、営業も終了してしまうところだと聞いたことが
ある。

私たちは平日で1時半頃に来店したので、昼に来た客と入れ違いになり
空いていた。

食後にはデザートもついている。3種類の中から選ぶことができ、
ソバアイスとソバぜんざいと、もうひとつなんだったけかな?選んだ中に無かったので
忘れたーー;
ソバアイスもぜんざいも甘さがほどよい加減でおいしい。
本当にソバを食べた後にふさわしい、落ち着いた味の、けっしてもたれることの
ない味。でしゃばらないスウィーツ。ありそうで無さそう。

食後、、精算して庭を散策。少し奥にキウィが栽培されている。
あ、めがねを忘れた。。 店へ戻ったら、店員さんと店主らしき人が出てきて
くれて、対応してくれた。
’ごめんなさい、めがねを忘れちゃって・・・’
普通の店ならここでただ単にめがねを渡してくれるだけなのだが、ここの店は
’あ、、 テーブルを見てまいります。’ 
めがねを渡しがてら
’私どもが見落とし忘れており、申し訳ございません。どうぞまたお越しください’
と店主が店先でアタマを下げてくれる。
ちょっと恐縮してしまった。 でも、、嬉しい対応だ。近頃はこんな丁寧な対応
はあまり見かけない。

食後は、道を戻り、義母の入所している特老へ。
今まではベッドあたりまで入れたのだが、今は新型インフルエンザの影響で、
入室できず、マスクしてアルコール消毒して、1Fにある面会室にて、
ごたいめーん。
特老では家族を呼んでいたイベントもすべて中止になっており、入所者のみで
イベントを開催している。 残念だけど、致し方ない。
1時間ほどして、特老をあとに。

このあたりに来るには青梅街道か吉野街道を利用する。
青梅街道なら、自宅付近にも通っている道。名前にもなじみがある。

青梅街道と吉野街道の間には多摩川が流れている。
このあたりの多摩川は上流部分にあたるので、渓谷があり、至るところに
キャンプ場もある。春から秋にかけては、BBQやカヤックなどを愉しむ
観光客も多い。

その中でも秋川渓谷は、東京の酒としても名前が通っている’澤の井’
の蔵元がある。この蔵元が運営しているガーデンが秋川渓谷にあるのだ。
このガーデンから川沿いの遊歩道へでることができる。

さて、、ノンビリとおさんぽだ^o^v

                           to be continued