日本人に遭遇しなかった旅行先 〜in オーストラリア〜

10/05/04

ゴールデンウィークもあと2日!
Uターンで今日も高速道路は渋滞かぁ?

ゴールデン・・・っていったって、あちきにゃ、とんと関係ない。

だって、、、、ずーーーーっとずーーーーーーーーっと期間中はお仕事だもーんTOT
いいもーん。。

日本人に遭遇しなかった旅行先のふたつ目は、なんと、オーストラリア。

オーストラリア。。 
日本を南に南にひたすら南に行くと、ででーんとあるオーストラリア大陸

オーストラリアには、もちろんたくさんの日本人が居る。特に東海岸側。
シドニーゴールドコーストブリスベンケアンズ・・・ 名だたる都市にはそりゃぁ〜
たくさん。もちろん、日本人観光客もたっぷり。

でもぉ、でもだx ケアンズの更に北にある’ケープトリビュレーション’という名の地を
旅行したときは、全く遭遇しなかった。

日本人に逢わなかったぞシリーズ第1弾のボルネオとは異なり、ここは動物よりも
人間には逢うのだが、、日本人を含むアジア系には遭遇しなかった場所。

’ケープトリビュレーション’

まず、、どこ?っていうのが率直なところだろう。名前すら聴いたこともないのがフツー。

行き方は、、
日本からはオーストラリア東海岸側北の玄関口’ケアンズ’国際空港に降り立ち
そこからクルマで、世界最長といわれているオーストラリアを一周するパシフィック
ハイウェイをえっちらおっちら、ポートダグラスを超え、まずはモスマンまで行く。
一旦、モスマンで軽くブレイクし、ディンツリーへ。
モスマンの村を過ぎると、その先は皆、自家発電なのだそうだ。
たしかに家がほとんどない。 あるのは木・木・木。。 たまに牧場。
だからか標識もカンガルー注意とかワニ注意とか、、動物注意が多い。

ワニ?ワニいるんだよね。ワニ。 ディンツリー川にはワニが生息している。

そのディンツリー川を渡る。ディンツリー川は橋が一本もかかっていないそうだ。
なので、ケーブルフェリーで対岸に渡る。

あ、ちなみにディンツリー川には野生のイリエワニの生息地域。 
だからワニ注意の標識もある。 実際にワニを見たし^o^
対岸に渡り、更に十数キロ。そこに、ケープトリビュレーションがある。

道路はケアンズから続いている舗装されてはいる。
ケアンズから北に約140キロの位置。

ケープトリビュレーションは、グレートバリアリーフ熱帯雨林という2つの世界遺産
出会う地球上で唯一の場所といわれている。

珊瑚礁の海を望む砂浜。海岸に迫ってくるような熱帯雨林には、空気や水のおいしさ
に植物が喜んでいるかの如く活き活きと育ち、渓谷には透んだ小川が流れている。

ケープトリビュレーションという名を命名したのは、かのキャプテン・クック
彼の船が岬の沖合いで座礁して苦労したことから、苦難の岬と名付けた。

広がる景色は’苦難’というより’極楽’ 美しい景色が広がっている。
どこまでも歩いていけそうな遠浅の海。 夕日に照らされる浜はとてもきれいだ。

ホテルに到着し、レンタサイクルを2時間ほど借りて、周囲を散策。

はっきりいって何にもないビーチと熱帯雨林の草木しかない。他には何にもない。 
遊びを求めるヒトには不向きな場所だ。観光客自体も少ないから雑踏もない。
逆にいえば自然を満喫するのにはもってこいの場所。 というか、自然しかない(笑)
鳥の声が響き渡る。

グレートバリアリーフに出てシュノーケリングをするツアーも、ケアンズから出ている船とは
行き先が違うので、新たなポイントでシュノーケリングを愉しむ。
グレートバリアリーフ側から陸地を眺めると、目の前で天気が半分に分かれている。
片や上空に積乱雲。片や晴天。積乱雲からスコールが降っているさまがはっきりと見える。
稲光も見えた。 ところが反対側はピカピカの晴天。不思議な光景だ。 

ココナッツビーチリゾートという処に宿泊したが、すべてコテージ型のログハウス。
ここは2つのリトリートにわかれていてディンツリーリトリートとレインフォレストリトリートがある。
インフォレストリトリート側は窓にガラスもなく、空調もないらしい。

私たちはレインフォレストリトリート側には宿泊しなかったので、窓ガラスも空調もしっかりあった
けど・・・ どっちになるかは行ってみたいとわからないと当時旅行会社に言われたっけ。

私たちが泊まった側のディンツリーリトリート側のコテージはバスルームの側面一面がガラス貼り
なので、運がよければ動物が見れるかもしれないらしい。
残念ながら、宿泊した時は何も来なかったけど。。

動物ではないけれど、この辺りを飛んでいるユリシスという名の青い蝶がいる。
日本名は「オオルリアゲハ」。

この蝶を観ると幸せになるという言い伝えのある伝説の蝶。
本当に青い宝石のようにキラキラと輝いて、空を舞っている。
この幸せの蝶ユリシスの伝説には、3段階ある。   
1. 見ると幸せになれる  2.1日に3回見ると金持ちになれる
3.カラダに停まると、さらなる幸運に^o^

私たちはこれをホテルのスタッフから説明を受けている最中に 最初に見た。
もちろん、そこにはたくさん居たようで、日に3回以上観たけれど金持ちになれたかどうかは・・・
うーん、、まだその域に程遠いのか。
本当に美しい蝶なので、気持ち的には金持ちになった気もする^o^v

スコールが通りすぎると、カエルがよく啼いている。 まるで合唱団のようだ♪

そういえば、このホテルのはずれ自生で群生しているオジギソウを初めて観た。
あの、葉に触れるとぴたぁ〜っと閉じてしまうあのオジギソウだ。 形が似ているなぁ〜と思って、
葉っぱに触ってみたら本当に閉じた。 あはは〜 おもしろい!!

各種ツアーも参加できる。 が、ここまで来る日本人は本当に年間でも数えるほどなので、
ホテル主催の日本語ツアーはない。 ホテルも日本人スタッフはいない。
ケアンズからケープトリビュレーションまでは日本人の現地係員がお世話をしてくれたが、
その方の話だと、旅行した前年からケープトリビュレーション関連の日本語ツアーはその会社
では廃止にしたらしい。ケープトリビュレーションへ行く日本人観光客はとても少ないので
採算がまったくとれないからだそうだ。 

どの旅先でもそうだが、出逢う日本人のタイプは概ね2通り。
挨拶などをして仲良くなるか、全くの無視かどちらか。どちらかというと後者が増えてきた感じ。
特に若い人々、つくり笑顔さえもない。 かわいげのない・・・

それにひきかえ、、 海外のヒトたちの方がハートフルだな。
ナイトツアーに参加したとき、日本列島のプリントがあるTシャツを着ていったら、 周りの外国人
にはとてもウケがよかった。 そんなことがきっかけで会話もでき 仲良くなれる。 

ヘタに言葉が通じるよりよっぽど愉しかったりもする。
英語が第一言語じゃないヒトたちもたくさん来ている。ので、、片言でもなんとか意思疎通 が
できたりもする。

2泊後、ケアンズに戻ったら・・・・ 日本人ばっかり。 ぶつかっても謝りもしない。
大きな声でべらくちゃべらくちゃ喋りまくり。。 ちょっと心がすさみそうだった。

ちなみにこのケープトリビュレーション行きを計画したのは、あちき!
この場所なら旦那っちの希望の熱帯雨林系とあちきの希望のグレートバリアリーフが一度で
愉しめるから。 この場所なら何度でも行きたいくらい!!